【店長ブログ】  店長から色々
店長から色々

早いもので、今月はもう酉の市。ベルクは、過ごしやすい気候になると少し暇になります。ということは、過ごしにくいほど(気候にしろ世の中にしろ)賑わう店なんですね。サービス業としては本望と申しますか、ありがたいことです。これから一段と寒くなってまいります。お身体にお気をつけて。いざとなったら、ベルクがございます。お待ちしております。

では、久々にお知らせを兼ねた長めの店長ブログです。



1.YouTubeの弱点?

ベルクでは「ワンショット・ギャラリー」と名付け、月がわりで様々な作品(主に写真家のオリジナルプリント)を壁に展示しています。それらは毎月、壁の隅々まで映像に記録として残し、当店の副店長、迫川尚子のフォト・ムービー・サイト”写真とベルクのあいだで”でもご紹介しています(09年4月〜)。よかったら、覗きにいらっしゃって下さい。
先月はアメリカの伝説的な写真雑誌「ライフ」の広告ページ(コピーでなく、実物)を飾りました。それもすでにアップ済みです。今回はYouTubeにもアップしました。よかったら、下にも貼り付けてありますのでご覧下さい。ただ、いつ削除されるかわかりません。あらかじめご了承を。
と申しますのも、ちょうど先月末日、NHKの『経済ワイドビジョンe』という番組で、ルミネのことが特集され、ルミネ花崎会長が出演されたシーンを思わずビデオカメラにおさめて(従って録画ではありません)、それも画面の中にご紹介させていただいたのです。
ところで、ベルクにも時折、テレビ局から取材の申し込みがございます。ルミネへの配慮からか(どうやらルミネはメディアにベルクを取材させたくないらしいのです)、実現したことはございませんが。その中で唯一NHKが、ベルクをではありませんが、副店長の迫川を写真家として取材したことがあります。その際、勇敢にもベルク店内にカメラを持ち込んだのです。その時の映像を関係者からプレゼントされ、迫川のサイトとYouTubeにご紹介しました。
ところがたまたまか、何かあったのか、先日のルミネ特集の放映直前に、NHKからYouTubeに横やりが入り、その映像がいきなり削除されてしまったのです。




著作権侵害ということでしょう。著作権に関しては(何やかんやとYouTubeの利用者は事前に承諾させられますが)今、混乱期にあり、誰もうまく説明できないようです。ただ、そもそも作品の発売元(企業)から作家(個人)の生存権を守る(分け前を確保する)ために生まれた著作権という考えが、どさくさにまぎれて企業の権益を守る口実に拡大解釈されている気がしないでもありません。もちろん、著作権に限らず、何らかのチェック機構(節度)は必要ですが、基本的にテレビ番組からプライベート映像まで、何でも自由に回し見できるのがYouTubeの魅力だったはず。企業の睨みに弱いなんて、ちょっとがっかりです。
(NHKが著作権を主張するのは、放映された番組をWEBから有料配信するからではないか、と知人から指摘を受けました。なるほど。だとしても、いくつかある中で、ベルク店内の様子をテレビカメラに納めた、数分足らずの貴重な映像のみが削られたので、つい、何かの陰謀?と被害妄想してしまったのです。)
また、従来、著作権侵害にあたらなかったものが(家庭用品の一つに過ぎないテレビもその画面が映っていれば)YouTube(米国)ではあたると解釈されるようです。これはむしろ(映像)表現の自由を侵すものではないでしょうか。とにかく、今回の映像もいつ削除されるか、ビクビクしながらのお届けです。


ライフ広告展 2009.10 BERG



2.批判(コミュニケーション)が欠けている

さて、NHKのルミネ特集ですが、ベルク問題に触れなかったのは、報道としてあまりに一面過ぎるという声もあります。確かに「ルミネの法則」(西川立一著)という、ひたすらルミネの経営戦略の素晴らしさが書き綴られた本ですら、避けては通れないと言わんばかりに、この問題に丸々3頁を(P.167〜P.169)さいています。ベルクには同情的な記述ですが、ルミネにとってあくまでも例外的なアクシデントであるというニュアンスも漂っており、そこは「違う」と申したくなりました。
ただ、花崎会長も番組の中でおっしゃっているように、毎年20%のテナントが入れ替わるというのがルミネの売りです。つまり、毎年20%のテナントが追い出されるということです。その基準とは、一体…?ルミネさんの幹部に直接伺ったことがありますが、よくわからない。どうやら売上じゃないらしい。実績でもないらしい。「流行の先をいっているか」「ルミネの色に合っているか」…要するに、ルミネの独断でどうにでもなるってことらしいのです。そのやり方に私は納得まいりませんが、より疑問なのは、テナントの皆さんがなぜ黙ってそれに従うのかということです。おかしいと思えばおかしいとおっしゃればいいのに。(皆さん、うちには「愚痴」りにいらっしゃるのに!)
恐らく、家主を誹謗中傷したら、契約違反になる(から黙るよりほかない)ということでしょう。根も葉もない悪口で、相手の信用を意図的に落とせば、誹謗中傷になるかも知れませんが、日本は一応民主主義の国ですし、正当な批判をする権利くらい誰にでもあるはずです。それとも、皆さん、「批判」と「悪口」の区別もおつきにならないのでしょうか。
「批判」って、相互的なもの(コミュニケーション)ですね。ですから、ルミネもベルクを批判されればいいのです。でも、なさらない。ただ「ファッションビルだから」という理由で、出て行けとおっしゃる。ベルクのどこがどう問題なのか、批判して下されば、こちらもお答えしようがあるのに。そうしたコミュニケーションが完全に絶たれています。
コミュニケーションで何でも解決すると思うほど私も脳天気じゃありませんが、テナントが大家の独断で一方的に「出ていけ」と言われ、黙ってそれに従うしかないとしたら、それは(契約がどうあれ)ファッションではなく、ファッショではないでしょうか。
すみません、最後は鼻息が荒くなって。興奮したらお腹がすきました。私も、これからベルクってまいります。

井野朋也
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by bergshinjuku | 2009-11-05 01:26 | 店長ブログ
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