『日計り』展迫る! ベルク店長×副店長 特別対談
井野「しかし、副店長。あなたは一日どのくらい写真を撮ってる?半端な数じゃ
ないでしょう」

迫川「7、800枚かな」

井野「でも撮るだけじゃ、埋もれていくだけじゃん。小出しとは言え、『写真とベルクのあいだ』のようなサイトが(店長が運営・管理している)あるから人様の目に触れる機会もできる訳で」

迫川「そうですね。ありがとう」

井野「何?見せることはあまり興味ない」

迫川「そんなことないです。ただ、撮る時は撮るのに夢中で」

井野「まあ、写真集『日計り』も、写真家の金瀬さんが編集してくれたし、撮りっぱなしでも周囲が手をさしのべてどうにかはなってる」

迫川「本当に感謝してます」

井野「二人とも長男長女で、いい子チャンと言うかエエカッコシィですが、あなたは写真ではさらけ出すよね」

迫川「え、何を?」

井野「なりふり構わないと言うか、撮りたいように撮ってる」

迫川「へへ。でも撮るだけじゃなく、暗室にも何年ぶりに入ったよ」

井野「それは写真家として自慢することなの」

迫川「うん」

井野「(カクッ)まあデジタル時代だからね」

迫川「それと、私のような路上のスナップは、ギャラリーからどんどんしめだされています」

井野「肖像権の問題で?何か法に触れるんだっけ」

迫川「そういうギャラリーは、トラブルを避けたいだけじゃない?モデルの許可を得たという証拠がないとダメなんだって」

井野「今回の外国人記者クラブはどうなの。本当は審査があるらしいじゃない。『日計り』はご招待なんでしょう」

迫川「いわゆるギャラリーではないですけどね。それに、もう90年代の新宿だから、歴史的資料になりつつあるのかも。1月16日から展示しますので、是非、眺めもいいですし、お待ちしております。有楽町駅前の電気ビル20階、そのフロア全体が外国人記者クラブです。非会員でも『写真を見に来た』とおっしゃれば、ご覧になれますので。まあ滅多にないことだと思うんで、よろしかったら。朝11時から夜の11時まで。会場は寿司バーとメインバーと2つありまして…どちらも飲み食いは会員じゃないとできませんが(確認中)…寿司バーの方は土日祝が休み、平日が昼の2時から5時まで休憩です。メインバーの方はお休みはありません」

井野「どちらも飲食スペースってことだよね。そこはベルクと同じ(ベルクも、壁を写真家に無料でお貸ししている)。ただ、広いよね。ふつうは2つのスペースを2人の写真家が別々にやるらしいけど、『日計り』は両方独占だし」

迫川「そう。異例みたい。写真家も外国の方が多いようです。私のように日本人で被写体も日本というのは、初めてなんじゃないかな」

井野「しかも、街のスナップというのはこれが最後じゃ?」

迫川「私は続けますけどね。ギャラリーがすべてじゃないし、サイトもあるし。それにしても、ベルクは色々な意味で最後の砦になりつつある」

井野「ベルクなら、一日1000人以上の人に見てもらえるもんね。当然、無難にすませないし(笑)」

迫川「写真家が街でカメラを構えるのが難しくなる一方で、誰もが携帯で何でも気軽に撮る時代。昔はあまり意識しなかったけど、こういう時代に写真家を名のるってどういうことだろう、なんてこともあらためて考えますね」

井野「へぇ、考えるんだ」

迫川「考える前に撮っちゃいますけどね(笑)」


◎迫川尚子写真展
『日計り』
空隔の街・新宿

日時:2010年1月16日〔土〕ー2月26日〔金〕11時ー23時
会場:日本外国特派員協会(FCCJ/外国人記者クラブ)
〒100-0006
千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル北館20F
tel:03-3211-3161
入場料:無料
▽展示場は、メインバーと寿司バーの2ヶ所です。
●メインバー/11:00〜23:00(土日祝11:00〜20:00)
●寿司バー/11:30-14:00 17:30-22:00(土日祝休)
▽一般の方でも、展示をご覧になれます。
▽飲食店のご利用は、会員の方に限られます。
▽『日計り』の銀塩オリジナルプリントです。
お待ちしております。


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by bergshinjuku | 2010-01-13 10:21 | 店長ブログ
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