「ルミネ全面禁煙問題 7」【店長ブログ】 ベルク社員会議ご報告/タバコっておいしいんですか?

ベルク社員会議ご報告/タバコっておいしいんですか?

分煙にすべきか?それとも全面禁煙か?
私どもはそれを「タバコ問題」と呼んでいましたが、先日の社員会議で、それではタバコ自体が問題化されてしまう、ひとまず「ルミネ全面禁煙問題」と呼ぶべきではないか、と意見が出ました。
まず問題にすべきなのは、「全面禁煙を決めるのが家主や行政であっていいのか?」なんですね。
それは各店舗、各家庭で決めればいいことです。
例えば、タバコの毒性が問題にされると、じゃあ車の排気ガスは?と問題をすりかえる人がいます。でも、それはそれです。タバコの煙はタバコの煙なんです。それ特有の問題がある。それと全面禁煙の決定権がどこにあるかという問題もまた別問題です。
そこをまずハッキリさせておく必要がある。
と言いつつ、会議はいつものように脱線の連続、最後はタバコ談義で盛り上がりました。
若い社員の中にはタバコ未経験者もいます。「タバコっておいしいんですか?」の質問に年長(元不良)組はびっくり。まあ未成年のうちに一通り(タバコ、酒、万引き…)すませておけば、ルールはルールと割り切る大人になれる…とも限らないでしょうが、ダーティーなものに条件反射的に眉をひそめる人って、もしかしてその味を知らないだけ?と思ってしまったり。
年長組は口をそろえて「吸ってみれば?」「どこでも売ってるよ(駅ナカでさえ)」と悪魔のささやき。
シベリア流刑の囚人たちは、自分のパンを売ってでもタバコを手に入れようとしたんだよと副店長の迫川はしみじみ(自分のことのように?)語り、「パンに勝るんすか!」と若手社員はア然。
「食後の一服がうまいというのはわかる気がするけど、目覚めの一服というのはありなの?」というほぼ非喫煙者社員の素朴な疑問に、「吸わずにはいられませんでした」と元ヘビースモーカー社員は神妙に懺悔。
そういえば、私も毎朝、開店前に必ず一服タイムをもうけてました。気持ちを静めるために吸うのですが、いつの間にか吸わないと静まらなくなって。この逆転がちょっと怖い。
駅ナカが全面禁煙にされ、近くの喫茶店やベルクには喫煙者が殺到するようになりました。厨房の中まで煙で真っ白になり、分煙化せざるをえなったのです。逆に、駅ナカのベッカーズさん(JR系列)は全面禁煙にしたことで売上が2割落ち、すぐに分煙に切り替えたそうです。2割ダウンはきつい。
それはさておき、社員たちによれば、分煙以前は煙も大変だったけど、タバコを吸えないストレスがうちにカタマリになって迫ってくるようで、それがなんとも怖かったそうです。確かにスタッフは逃げるワケにもいきませんし。分煙でワンクッションできた感じはします。
欧米で飲食店の禁煙が進んだのも、はじめは利用客じゃなく、従業員を守るためでした。店内は全面禁煙でも、店先には灰皿が用意されている。飲食とタバコがセットの文化はちゃんと生きているのです。少なくとも、JR駅ナカのように喫煙所も確保されない「全面禁煙」とはニュアンスが違う。
という話をしていたら、うちの会長(女性)が…今年77歳、非喫煙者ですが、いつものおだやかな声で、人生に煮詰まったとき、2箱だけ立て続けに吸ったことがあるとさりげなく爆弾発言。みんな、思わずカッチョエエ!!と拍手。どんな煮詰まり方をしたのか聞きそびれてしまいました。
タバコにまつわる思い出やエピソードって、吸う吸わないは別にして、意外と出てくるものですね。お客様にもこの件でご意見を募りたいのですが、罵り合いみたいにはしたくない。確かに嫌煙と煙の「共存」は難しいのかもしれませんが、タバコに執着するだけでも、毛嫌いするだけでも、永遠にすれ違うように思えてなりません。もう少し違う展開はないでしょうか。とみんなとワイワイ語り合いながら思ったのです。


ベルク店長 井野朋也


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by bergshinjuku | 2010-04-14 10:23 | 店長ブログ
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