今月の展示
今月のベルクの展示は、迫川尚子新作展。プリントは私なので冷や汗タラタラですが、今回は初めてロウ現像に挑戦し、ワクワクしました。一般的なデジタルカメラの画像(ジェイペグ)は、何もしなくても自動的に色が補完され、明るさやトーンが調整され、シャープまでかかっています。それが化学調味料のように鼻についてきました。
今回の迫川作品は、ジェイペグでなくロウと呼ばれる補完・補正前のデータを私が一枚一枚調整したものです。迫川は右手に一眼、左手にビデオカメラなんて撮り方をするくせに、写真家だから当然ですが、どれもわりとしっかり撮れていて、カメラの補正機能に頼る必要がないんですね(むしろ余計なことかも)。
ロウの方が情報量も多く、写真表現の可能性をより秘めています。それを生かすも殺すも(私の)腕次第なんですが。今回はシャープを一切かけず、色やトーンの調整、レンズの補正をちょっとしただけです。今までのようにパッと目に飛び込んでくるハデさはないかもしれませんが、じんわりくるんじゃないかと。
よかったらお楽しみください。

(店長)

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by bergshinjuku | 2016-07-03 12:27 | 店長ブログ
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