カテゴリ:店長ブログ( 61 )
世界マヌケ反乱の手引書刊行記念鼎談
マヌケトリオのマヌケなトーク・ショー!!後編がアップされました〜。「デモをすればデモが出来る社会に変わる」に続く柄谷さんの新たな"明言"は?

c0069047_15583485.jpg









[PR]
by bergshinjuku | 2016-12-20 16:00 | 店長ブログ
お待たせしました!マヌケトリオのマヌケなトーク!!マヌケ世界革命は始まっている【前編】

お待たせしました!マヌケトリオのマヌケなトーク!!マヌケ世界革命は始まっている【前編】|世界マヌケ反乱の手引書刊行記念|webちくま


マヌケとは何か

先月、『世界マヌケ反乱の手引書』の新刊記念トークイベントが新宿紀伊國屋書店で開かれました。松本さんとはその日初対面で、それを言うと「親友同士かと思った」と周りに驚かれるのですが、リサイクルショップ「素人の乱」を松本さんと一緒に立ち上げた山下陽光さんはベルク店内によく百円玉を隠しますし(見つけた方がベルクで使えます)、色々な所でよくバッタリ会うのですが、松本さんとはすれ違いの連続でやっと会えたのです。
 楽屋でも本番でも打ち上げでもずーっと喋りっぱなしで、本番では何を話したのか?兎に角楽し過ぎて、満員御礼の会場も爆笑の渦だったのは覚えています。
 これは確か楽屋で柄谷さんから伺ったのですが、名探偵ホームズにはホームズですらかなわない天才的観察力と推理力を持つお兄さんがいるそうです。ただそれだけでは何も解決しない。自分が実際に動いて、時には危ない目にもあわないとわからないこともあるからです。柄谷さんがその話をされたのは、つまりご自分はホームズであると。安楽椅子思想家なんかではないとおっしゃりたかったのでしょう。
 ただ、それこそ一瞬たりとも座っていないのが松本さんでしょう。高円寺「素人の乱」の店主であり、活動家でもある松本さん。マヌケな作戦をどんどん開始したり、世界中のマヌケとどんどん友達になったり。そのマヌケぶり、そもそもマヌケとは何かについては本書を開いてぜひご確認下さい。
 相変わらずテキ屋の口上みたいに勢いのあるべらんめえ口調で、読めばゲラゲラ笑いますが、意外に時間がかかります。読み飛ばせない。ああ私はマヌケになりたかったのかもといちいち立ち止まって考えさせてくれるのです。
 友達と家を交換してお金をかけずに移住する作戦とか。思わずマヌケな友達を探したくなります。さすが柄谷行人が朝日で書評するだけのことはある。と申し上げても、松本さんはボカンとするだけですが笑。ベルクでも絶賛販売中!





[PR]
by bergshinjuku | 2016-12-13 17:10 | 店長ブログ
エキタスのデモで言いたかった3つのこと

(『労働情報』(7/15号)に寄せた文章です。)

「最低賃金を1500円」を訴えるデモの集会で最低時給950円の飲食店の経営者が発言し、笑い者になりました。その経営者が私です。

 私が申し上げたかったのは、次の3つです。
 1つは、デモの主催者であるエキタスと労働者に。経営者には経営者の言い分があります。ここで詳しく書く余裕はありませんが、「1500円」という数字に経営者は正直ひくよと。

 もう1つは、経営者に。「1500円」という数字にひくなよと。エキタスの主張にもう少し耳をすませてほしい。彼らは「中小に税金回せ」とも訴えています。ターゲットは国なのです。中小の経営者には寧ろ共闘を呼びかけています。

 最後は、自分自身(労働者と経営者)に。確かに私は経営者と言っても、小さなカフェの店主に過ぎません。大家のルミネに対しては労働者と同じような立場にあります。それでも経営者は経営者です。労働者とぶつかる面はあります。そこを曖昧にしてはダメよと。

 うちは大家のルミネに立ち退きを迫られ、5年間闘いました。今続けられているのは、ルミネによれば2万人のお客様による署名のお陰です。一度決まった組織の方針はなかなか変わらない。よほどのことがなければ。2万人の署名は「よほどのこと」だったのでしょう。

 変わらないのは組織の方針だけではありません。うちのような小さな飲食店も開店から26年、変わらないものがあります。味と値段です。でも食材費や人件費、家賃は確実に上がっています。それにバイトの意味もここ230年で大きく変わりました。
 昔はバイトとはお手伝いであり、学生が主体でした。学生にとってバイトはお小遣い稼ぎです。だから予定も変わりやすい。店にとってはあてにならない存在でした。
 今も学生は学業優先です。ただシフトはよく守ってくれます。それは今の若い人全般に言えることです。調教されている感じがしなくもありませんが(経営者は楽ですが)、生活のかかった学生やフリーターが増えたのも大きいでしょう。うちではそういう人はなるべく社員になってもらいますが(たった15坪の店に今12人の社員がいます)、飲食業全体はいまだにバイトに「お小遣い」程度の時給を払いながら、「お手伝い」以上の責任ある仕事を任せて成り立っています。

「時給1500円」は労働者が生活をかけるにはギリギリの金額です。ただ、その金額をいきなり突きつけられても経営者は「無理」と答えざるを得ません。が、何も突きつけられなければ何も考えないのが人間です。私自身、今回のデモに参加してそう実感しました。「時給1500円」の持つ意味を受け止め、経営者の意識が変わらなければ労働者との共闘はありえません。

 ネット上で私を笑い者にするのは、ただの野次馬です。エキタスの主張や私の考えなどどうでもいい。デモで何かを提言すること自体が気に入らず、私を後悔させ黙らすことが目的です。勿論、私は後悔しないし、黙りもしませんが(笑)。


(ベルク店長)

c0069047_17145109.jpg

photo by Naoko Sakokawa


[PR]
by bergshinjuku | 2016-08-05 17:29 | 店長ブログ
明日、誕生日!
明日、ベルクはお陰様で26歳の誕生日を迎えます!ありがとうございます!月曜日ですが、朝から一日中、ヱビス樽生一杯220円(税込)でお出しします!よかったら、いつでもいらっしゃって下さい!毎年恒例の駄菓子もお配りします。夕方からは骨付きハムもございます!音楽もいいのをかけますよ〜!
[PR]
by bergshinjuku | 2016-07-24 22:35 | 店長ブログ
ベルクの選挙割への批判

ベルクの選挙割、ベルクの客だからって反自民とは限らないし、自民に投票する人だっているのにバカじゃないの?というツブヤキがネット上にありましたが、選挙割自体は投票への関心を高めるためのイベントです。どこに投票したかは関係ないに決まっています。バカじゃないの?笑

「選挙割」は邪道だという批判もありました。卵目当てに投票するなんて、民主主義の死だと。よくわかりませんが、投票という神聖な行為を汚すなということでしょうか?人間にはメシ食ったり、クソしたり、眠ったり、様々な行為がありますが、その中でどの行為が神聖でどの行為が低俗かなんて言えるのでしょうか?

政治恐怖症みたいな人もいます。飲食店に「政治的なもの」を持ち込んだってええじゃないか(嫌なら利用しなければいいだけの話)という話をしている時に、殺し合いにならないかと真顔で心配されたことがあります。「政治的なもの」と殺し合いがその人の中では平気で直結するのです。

「平和」を主張しただけで「政治的に偏る」とか「特定のイデオロギーに染まる」と政府が問題にするのもおかしいですが、それにビビるのも実はおかしいのです。「政治的」や「特定のイデオロギー」が過激派や内ゲバを連想させるのかもしれませんが、政治的に偏らない人とかどんなイデオロギーとも無縁な人なんていないのですから。

(店長)

c0069047_17362972.jpg
c0069047_17363824.jpg


[PR]
by bergshinjuku | 2016-07-09 17:37 | 店長ブログ
「政治的なもの」になぜ蓋がされるのか
シールズは私なんかよりずっと深く政治について勉強されているし、センスもいいですが、おじさんやおばさんがもし違和感を感じるとしたら、彼らが同世代に向けてあえて親しみやすく語りかけているからではないでしょうか。それを甘いとか何とか批判するより、おじさんはおじさんなりに今の政治的無関心を何とかするべきです。

ベルクですら「飲食店に政治的なものを持ち込むな」とクレームをつけられます。「政治的なもの」がまるで臭いもののように蓋をされます。特に今の若い人たちはそれが当たり前の世の中に生まれ、育ちました。が、それが当たり前の世の中は誰にとって都合のいい世の中なのかも考えるべきです。なぜ臭いものなのか。

「政治的なもの」を疎んじる空気こそが政治的であって、まずそこから壊すべきです。若者はアイドルについて話すように政治家について話せばいいのです。あいつの政策はちょっとイケてるみたいに。政治家と若者の間に緊張関係を作ることがまず大事なので。そういう空気作りという意味でも、シールズは健闘しています。

シールズに対する批判の多くは、一言に要約すれば、何か気に入らないです。何が?若者が政治的なものに触れること自体が気に入らないのでしょう。え?やり方の問題?だったら、あなたはあなた(おじさんならおじさん)のやり方で、今の「政治的なものを臭いものか腫れもののように扱う空気」を壊せばいいのです。

(店長)

c0069047_12403429.jpg

「HOW TO VOTE 投票ガイド」(SEALDs)はベルクでもご覧になれます。


[PR]
by bergshinjuku | 2016-07-03 12:46 | 店長ブログ
今月の展示
今月のベルクの展示は、迫川尚子新作展。プリントは私なので冷や汗タラタラですが、今回は初めてロウ現像に挑戦し、ワクワクしました。一般的なデジタルカメラの画像(ジェイペグ)は、何もしなくても自動的に色が補完され、明るさやトーンが調整され、シャープまでかかっています。それが化学調味料のように鼻についてきました。
今回の迫川作品は、ジェイペグでなくロウと呼ばれる補完・補正前のデータを私が一枚一枚調整したものです。迫川は右手に一眼、左手にビデオカメラなんて撮り方をするくせに、写真家だから当然ですが、どれもわりとしっかり撮れていて、カメラの補正機能に頼る必要がないんですね(むしろ余計なことかも)。
ロウの方が情報量も多く、写真表現の可能性をより秘めています。それを生かすも殺すも(私の)腕次第なんですが。今回はシャープを一切かけず、色やトーンの調整、レンズの補正をちょっとしただけです。今までのようにパッと目に飛び込んでくるハデさはないかもしれませんが、じんわりくるんじゃないかと。
よかったらお楽しみください。

(店長)

c0069047_12263784.jpg

[PR]
by bergshinjuku | 2016-07-03 12:27 | 店長ブログ
奇跡のバランス(時給1500円は可能か?)

ルミネの幹部にもネトウヨみたいな嫌みを言う人がいました。「金庫いくつ隠し持ってるの?」とか。「一度でいいから飲食店やってみろ」と言いたくなりました。儲からないようになっていますから。よっぽどエゲツないことやらない限りは。じゃあ何でやってんのかって?現場でお客様の喜ぶ顔を見たいからです。それ以外に何がありますか?

私たち個人商店にとって、商売は金儲けというより綱渡りです。絶妙なバランス、駆け引きによって成り立ちます。例えばうちが珈琲一杯216円なのは、立ち飲みだからです。そのくらい安くて美味しくないと、お客様に立ってもらえません。そのかわり回転するから、狭い店でも売上が伸ばせます。売上が伸びれば家賃も上がります。家賃が売上歩合制だからです。ビル(ルミネ)にも貢献できます。ただビルには売上の2割と言われましたが、交渉によって1.5割に抑えてもらいました。それでも館内では一番高い(一坪の)家賃を払っています。食材コストは5割を超すし、スタッフの数は40人。時給は910円〜とは言え、連日大入が出るので実質千円以上。

それで何とかとんとん。給料や業者さんへの支払いや家賃を滞らせたことはこの26年間一度もありません。お陰様で何とか綱渡りを続けてこれました。時給1500円という数字だけにこだわるなら、家賃を固定にするとか価格を上げるとかスタッフの数を減らすとか方法がない訳ではありませんが、今の奇跡的バランスは崩れます。

が、いきなり珈琲一杯の価格を倍に上げるとか、時給を1500円〜にするということは無理にしても、店を続けていくこと、お客様へのサービスの質を落とさないこと、スタッフが安心して働けることを何より優先しながら、慎重にバランスを取り直していくことは可能かもしれない。と今回改めて思った次第です。(店長)


[PR]
by bergshinjuku | 2016-06-10 17:11 | 店長ブログ
(政治断簡)こすれ合って、成り立っている 政治部次長・高橋純子
朝日新聞デジタル
[PR]
by bergshinjuku | 2016-06-01 11:46 | 店長ブログ
BuzzFeed News
ルミネの広報担当は「できればやめていただきたい」と言ったのか。これは終わらないな… (店長)

ジョン・レノンのポスターに「政治的」とクレーム 店はどう対応すべきか


c0069047_17274178.jpg

[PR]
by bergshinjuku | 2016-05-18 17:28 | 店長ブログ