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【店長ブログ】中村正義展 2012 Nerima Art Museum
中村正義展
2012 Nerima Art Museum



中村正義のことは、反権力画家集団「人人展」を通じて知りました。
人人展のもう片方のボス、山下菊二のいきなり内臓が鷲づかみされるコラージュや絵画を、このすさまじい表現の衝動は、戦争体験からきているのかと、無理にでも言葉にしてのみこむほかありませんでした。とにかく日本はこれを国宝にしなければ!
そして大ボス、中村正義の「顔」シリーズと出会い、どの絵もまさに「顔がすべて」なのですが、すべては絵におさまっていないというか、絵を見ている自分のすべてが顔になって絵を突き抜けていくというか、単に「絵を見ている」ではすまない不思議な体験をしました。
正義自身の面長な顔写真を眺めながら、お会いしたこともないし、8年前にすでに亡くなられていたのですが、そのことがどうもふにおちませんでした。少なくとも過去の画家じゃない。現在形、未来形の画家。
また腕・量・スケールからいったら、ピカソとか北斎クラスの画家じゃないでしょうか!
あれから30年近くたつというのに、正義はまだ知る人ぞ知る画家。なんで?正義自身が、画壇にたてついたり、お金持ちのために絵を描かなかったりしたから?それとも評論家やメディアが怠慢だから?と正直ダダこねたい気持ちです。
ベルクでは、光栄にも開店10周年を記念する壁の展示として「顔」シリーズ(複製)をやらせていただきました。
最近は豊橋、それに続く今回の練馬で本格的な回顧展が催されました。衝撃があちこちで静かにじわじわと走っているのが、ネットなどの反応を見てもリアルに伝わってきます。
「中村正義の美術館」の館長であり、正義の娘でもあるのりこさんの地道で粘り強いお仕事と絵そのものの力が、歴史の隠蔽・忘却に抵抗し、中村正義の名を呼び戻しつつあるのです。
映像は、その練馬展の最終日の様子です。迫川が写真撮影したものをムービーにしました。
車椅子を押されているのがのりこさん。車椅子にのられているのがのりこさんのお母様、つまり正義の妻(絵の一部を手伝ったことがあるので、ある意味共作者)です。
音楽は、恐れ多くも私がつけさせていただきました。
毎回、未知の作品に出会え、新たな発見があります。今回の展示は「ポップ・アート」で爆発する寸前の60年(私が生まれた年)頃の妖しい絵の蠢きに不意をつかれました。
「顔」シリーズの部屋は、正義が実際に並べたとおりに再現したそうです。やはり圧巻でした。

2012.4 井野

こちらからまとまった情報がご覧になれます。
http://berg.s1.bindsite.jp/nakamura/cn18/pg118.html

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関連記事 2012-02-29・・中村正義の絵を見るってどういうこと?
http://norakaba.exblog.jp/17566386/

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by bergshinjuku | 2012-05-01 02:21 | 店長ブログ
ベルク店長 井野朋也、facebookやってます♪
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ここ10年くらい、ライターの木村衣有子さんをはじめ、多数のお客様から耳打ちされるように京都の名喫茶店、六曜社のマスター奥野修さんのことをうかがっていました。マスターはその方たちに呪文のように「東京へ行くなら、ベルクへ行け」と囁かれていたのです。マスター自身、ベルクには何度か来ていただいたようです。しかし、私は今まで一回もお目にかかれずにいました。三条の駅をおり、三条大橋を渡り、メインストリートに面した六曜社の階段を降りて(マスターが直々いれるコーヒーをいただけるのは、一階でなく地下のほう)、マスターのお顔を拝見できたときは抱きつきたかったほどです。情けないことに3、4日前から肋骨を激しく痛め、喘息の発作も10年ぶりに軽めにですが出ていましたので、動きはひどく控え目にならざるを得ませんでしたが、心の中では小躍りしていました。すぐベルクとは名のれませんでしたが。シャイなもんで。いや、それよりまず珈琲をゆっくり味わいたかった。正解でした。心がやすまるほど美味でした。いやらしい言い方をすれば、東京なら千円以上とれる。400円台はバカ安。カウンターがちょうどうまいぐあいに手がのせられる造りになってて、くつろげました。何気によりかかれるものがあるって、街やパブには重要なことですね。マスターとは、二言、三言交わしました。もっとお話したかったですが、にんまりしていただけただけで充分。いやいや、もちろんそれだけじゃありません。ベルクといえば、立ち退き問題。マスターは心配そうに「大丈夫ですか?」と聞いて下さいました。「お陰様で、なんとか。いつどう風向きが変わるかわかりませんが…ゴホゴホ」(それは私の病状か)とお答えしたら、深く頷かれてました。帰り際、「宣伝しますよー!」とマスターの明るい声。また来ます!
ベルク店長 井野朋也(facebookより)

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右上が、六曜社のマッチ箱。左下が、旧ベルクのマッチ箱。ちなみに後者のデザインは「ウルトラマン」の背景画を描いた石井義雄さんという方です。

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by bergshinjuku | 2012-03-12 00:00 | 店長ブログ
【店長ブログ】 手をとりあって 〜今月のベルク通信より #BERGjp
手をとりあって

当店ベルクは、いわゆる自然食品店ではないですが、元々通勤客ターゲットのカフェだったため、また私どもスタッフもここで食事をとるため、自然と「毎日食べても飽きない味」を求めるようになりました。その結果なんです。添加物が抑えられているのは。
化学的な味は舌にとっつきやすいけれど、鼻につく。保存料だって、回転していれば必要ありません。これって自慢じゃなく、飲食本来のあり方ですね。その日その日で売り(食べ)尽くす。日常使いの店は無理なくロスが抑えられ、鮮度が保てるのです。
ところで、化学物質と原発から発生した放射性物質。どちらも自然界にはなかったもの。体内に入っても、身体が異物とみなしません。つまり、排出されずに少しずつたまる。
すでに私たちの生活は様々な化学物質に取り囲まれています。そこに放射能が加わっただけともいえますが、細胞の緊張度は一気に高まりました。未知のものが突然降ってくるという恐怖も手伝って。
「味の追求」で化学物質は抑えられても、放射能は抑えられないという不気味さもあります。
困ったものですが、私どもが望むのは、「安全」のお墨付きより、むしろ情報公開です。自分で判断する材料がほしい。
例えば、風向きによって放射能の被害はかなり違います。福島県内でも、汚染を免れた農産物はあるでしょう。ただ、データのハッキリしない福島産はやはりためらわざるを得ない。規制値クリアといっても、その規制値自体、今が平時でないこと、つまり汚染が現在進行形で一カ所にとどまらず、私たち自身、少しずつ内部被曝していることを考慮に入れていないからです。
元気な大人はそう神経質になることもないでしょうが、当店の常連さんには赤ちゃんも病気の方も妊婦さんもいらっしゃいます。
幸いベルクでは、食材の大部分を職人から直で仕入れています。
野菜は、老舗の八百屋さんの目利きによるものです。
彼らは業者さんというより、同士。ベルクの考えを深く理解し、あらゆる手をつくしてくれます。
同士といえば、立ち退き騒動ではお客様こそ恩人であり同士でした。
皆で何とかこの非常事態ものりきってまいりましょう!


ベルク店長 井野朋也
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by bergshinjuku | 2011-06-06 11:28 | 店長ブログ
【店長ブログ】 「ベルク問題」というより、「JR問題」
「ベルク問題」というより、「JR問題」


ルミネ谷社長の訃報には大変驚き、ショックを受けております。

ベルクの立ち退き問題にからめ、メディア関係者からコメントを求められていますが、これ以上どうお答えしてよいものやら。

そもそも、駅ビルの買収&既存店一掃は、ルミネさんの企業方針と申しますか、JRグループが全国的に展開されていることです。売上の良し悪し、規模の大小、歴史の有無、営業権の有無にかかわらず、今まであったお店はことごとく追い出されます。問題はその進め方で、かなり一方的かつ強引なもの(時に違法スレスレ)です。しかも、テナントは商売上なかなか声をあげにくい。マスメディアも大スポンサーであるJRの批判は基本的にタブーです。その中で、不本意ながらあえて声をあげた当店ベルクだけが今目立っている状況です。
私どもがルミネさん並びにJRさんにうかがいたいのは、「共存共栄の道はない?」ということです。
しかし、「駅ビルの既存店一掃」はまるで国策のように大がかりに組織的に進められています。原発と同じで、一度決まったら誰にもひるがえせない。社長といえども、逆らえません。待ったをかけられるのは、唯一、世論しかないのかも知れません。

なのでこの問題は、当店を支持して下さるお客様にとってはあくまでも「ベルク問題」なのですが、世間一般にはむしろ「JR問題」でなくてはならない(ベルクだけの問題ではない)ように思います。

谷社長がJRからルミネに来られたのは、まだ一年ちょっと前のこと。あるテナントのオーナーによれば、とても温和で話のしやすい方だったそうです。
谷社長の名義でも、私どもは何度か文書をいただいております。どれも要約すれば、立ち退きを迫るものですが、タイトルが以前は「警告書」だったのが「通知書」に変わり、表現もいくぶんやわらかなものになりました。もしかしたら、谷社長なりのお気遣いだったのかも知れません。
今さらこんなことを申し上げてもしょうがありませんが、一度お会いしたかったです。本当に残念です。

心からご冥福をお祈り申し上げます。

ベルク店長 井野朋也

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by bergshinjuku | 2011-05-30 23:20 | 店長ブログ
【店長ブログ】 ベルク・オリジナル・缶バッジ売れています!! (店の「政治色」について)
ベルク・オリジナル・缶バッジ、お陰様で飛ぶように売れています!!
(店の「政治色」について)


2002年2月、作家の池澤夏樹さんと写真家の本橋成一さんが、ベルク店内で「イラクの小さな橋を渡って」という写真展をされて、展示の一環として店の看板の上に「戦争反対」の文字を飾ったのですが(ちょっとした話題にもなりました)、クレームは1件もありませんでした。ただビル(当時MY CITY)から、しまって下さいという命令じゃないな、要望はありました。
聞くだけ聞きました(しまいませんでした)けど。
反対とか賛成ということじゃなく、そういう発言自体が政治色を持ち、好ましくないという理由だったと思います。

今回、原発の是非に関して、ベルクでは(社員会議を開いて)「脱原発」を公式見解にしようということで、オリジナルPOPやバッジを作りました。

バッジの売れ行きがすごくてビックリしています!
ありがとうございます。

やはり直接的なクレームはありませんが、ネット上では、ベルクのこういう「政治色」が好ましくないというご意見もあるようです。

それをウリにするつもりではないんですけどね…。

ただ、歌や映画だって、時に商業的な思惑を超えてメッセージを持たざるを得ないことがあるように、店にだって、ここはひとつ何か発言しておかねばという場面があるものです。

もちろん、デリケートな問題であることは(方法論の難しさをを含めて)心得ているつもりです。

まあ、ベルクはちょっと特殊な店だからと「大目」に見られているところもありますけど(苦笑)。

ただもし、飲食店に「政治色はふさわしくない」という考え方が一般的で、お店自体が自主規制しているとしたら、それこそ用心しなければならない、「政治的空気」ではないでしょうか。


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by bergshinjuku | 2011-04-26 00:43 | 店長ブログ
【店長ブログ】 ルミネ谷社長、一緒に原点に戻りましょう!
ルミネ谷社長、一緒に原点に戻りましょう!


ルミネの谷社長から、またもや「警告書」めいたものをいただきました。タイトルは「通知書」といくぶんやわらかくなりましたけど‥。
内容は、当社はベルクの営業を認めていない、ただ営業している以上、ルールを守れというものです。
新ルールとされる「罰金の大幅値上げ」や「全面禁煙」については、前にも書きましたように、まだ私ども同意しておりませんし、そう簡単に「はいそうですか」と同意できるものでもありません。
特に罰金の徴収は、それ自体が国にのみ認められた権限で違法行為です。また全面禁煙も、近くに喫煙所を設置するといった配慮なしに、ただ喫煙者を排除しろというのでは納得まいりません。
一つだけ、私どもが非を認めざるを得ないのは、リースラインに関するご指摘です。確かに、震災直後、救援物資を店の外に一時的に置かせていただきました。ふつうテナントの賃貸契約では、いかなる理由であれ店(リースライン)の外に物を出してはならないことになっています。もちろん、飲食店がイーゼルや椅子を店先に置くのはどこでも(ルミネ館内でも)見慣れた光景です。通行の邪魔にならず、消防法などにひっかかりさえしなければ、あとは家主さんの裁量にゆだねられるのです。ということは、たとえ1ミリでも物がリースラインからはみ出していて、家主さんがそれを「契約違反」とおっしゃれば、その通り(法的に正当)ですので、直ちに片付けさせていただきました。
この中で一番フに落ちないのは、「営業を認めない」というくだりです。法的に営業権が認められている店に理由もなくそうおっしゃるのは、やはり不当以外の何ものでもありません。

こうした問題を私どもがベルク通信やホームページでご報告するのは、何も社会に向けて「告発」してやる!とか大それた意図があるからではありません。あくまでもお客様に向けて、情報公開の原則を貫いているだけです。

先日、お客様の応援ブログ「ラブ!ベルク!」のオフ会に参加させていただきました。お客様からいっせいに沸き起こったのは、「(ベルクの)存続問題について、いくらルミネさんに問い合わせても、当事者同士の(契約)問題だと突っぱねられる、私たちは当事者ではないのか?」というお怒りの声でした。まったく、ごもっともです。私ども(ルミネさんもベルクも)、お客様あっての商売です。当事者でないどころか、お客様こそ主役。お客様がお尋ねになるのは当然の権利ですし、ルミネさんはそれにお答えする義務があるはずです。

今、東京電力が「秘密主義」とか「独善主義」という言葉でたたかれていますね。電力は私たちの生活に大きくかかわるものです。今まで、原発に少しでもマイナスなことをいえば「反原発」のレッテルが貼られ、少しでもプラスなことをいえば「原発推進」のレッテルが貼られました。しかし、それ以前に問題なのは、電力のあり方について、私たち消費者が自分で選択することも出来ず、自分で考え議論する材料(情報)も決定的に不足していたことです。情報をオープンにせず(メディアから流れてくるのは、いつも原発に都合のいいことばかり)原発を国策として進めるのは、国民に「何も考えるな」「黙って従え」というようなものです。電力会社は、その「国策」にあぐらをかいていたように思えます(メディアの大部分もそうですが)。

ルミネさんという会社の方針は「国策」ではないものの、営業権のある店の営業を認めなかったり、お客様のご質問に一切お答えしなかったりするのは、やはりルミネさんが単なる一企業ではなく、まさに国家‥しかも独裁‥に近いからかも知れません(だからヘーキで罰金がとれるのか!後ろ盾となるJRも東電並みにメディアへの睨みがきくし‥)。ただ、ご自分たち以外でルミネさんが国家だと思う人は誰もいないでしょう。たとえ国家だとしても、このような「独善主義」「秘密主義」はもう黙って見過ごされないと思います。

ところで、最近首をひねるのが、ベルクの奥(元水着売り場)に新設されたトイレのオープン時間(朝7時~夜9時)です。以前は、その真下にトイレがございました。当然ですが、オープン時間は館内の営業時間に合わせられていました。そのトイレはルミネさんにより数年前に廃炉じゃない、廃トイレにされました。この度JRさんが新しく作って下さったトイレは(それ自体はありがたいことです!)、クローズが夜9時(館内は夜11時まで)と中途半端なのです。連日、お客様からの苦情が相次いでおります。管理するルミネさんに問い合わせても、苦し紛れに「JRの言いつけだから」でおしまい。警備員も時計を見ながら、1秒でも遅れたり早まったりすることは許されない!と9時ジャストに鍵を閉めにきます。ロボットじゃないですよ、人間ですたぶん。そりゃ、ルミネさんにとってJRさんは親会社でしょう。どんな理不尽な命令にも「黙って従え」なのがJRグループの企業体質なのかも知れません。しかし、それをテナントやお客様にまで押しつけるのはどう考えてもおかしい。
ルミネさん、今こそ「お客様のため」という原点に戻りませんか。おかしいことはおかしいといいましょう!理不尽な要求に黙って従うことありません!


ベルク店長 井野朋也

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by bergshinjuku | 2011-04-21 23:48 | 店長ブログ
【店長ブログ】  わたしたちの核アレルギー
わたしたちの核アレルギー


お陰様で、ベルクは4月も営業継続しております!
ありがとうございます。

しかしまさか、放射能の数値なんか気にしながら生活する日がやってくるとは、思いもしませんでしたね。
今のところ、ベルク(東京)にいる限り、あんまりビクビクしてもかえってストレスのほうが細胞へのダメージ大きいですし、おいしいもの食べて、おいしいもの飲んで、免疫力高めてまいりましょう!
若いスタッフには、一応用心するに越したことはないから‥雨の日は局所的にホットスポットという現象が起こるかも知れない‥と内部被曝の簡単な予防対策(基本は花粉症対策と同じ)をすすめていますが、「おびえすぎでは?」という声もあるようです。そうなんです。私たち(特に60年代生まれ社員)は、チェルノブイリを見ているし、ヒロシマ、ナガサキもありました。日本人は核アレルギーが強いんです。でも、それは大事なことです。

私自身、20年以上前に「反原発」の運動に一瞬かかわりましたが、その時作ったビラに「放射能がこわい(だけ)では、運動は続かない」と書いています。放射能はもちろん、こわい。が、だったら火事もこわい、交通事故もこわい、というレベルの話に落ち着いてしまいそうだったからです。

私が原発に反対するのは、何よりそのゴーインで秘密主義的、場当たり的な進め方にあります。そのように進めるしかない原子力産業のあり方が問題なのです。例えば、地元の人たちの横っ面を札束でひっぱたいて、漁業権を奪う。しかし、漁業というのは単に目先のお金儲けのためにやるわけじゃない。そこには、人と人のつながりを含めて、たぶん生活のすべてがあるわけです。それを「お金がすべて」の思想にぬりかえるところに恐ろしさを感じたのです。

私たちの「豊かな」生活、そして経済大国ニッポンの存続は原発なしにありえないという考えは、一見、絶対的な説得力を持ちますが、既成事実で原発を正当化しているだけのようにも思えます。いずれにしても、オール電化(傾向)の生活とともに、一元化された電力供給システム自体の見直し、いや、そもそも経済大国であり続ける必要があるのか?という(いわゆる「新自由主義」はいきづまりつつある)根本的な問いを今回の震災はハッキリと突きつけてくれました。

それにもう一つ、私たちはやはりヒロシマ、ナガサキを風化させてはならないということです。
「ヒロシマ」という言葉は、すでに世界共通語です。そこから私たちは様々なメッセージを読みとらずにはいられません。核アレルギーと言われればそれまでですが、自然界の放射能とはある程度付き合えても、原爆や原発のつくる放射能は自然界にはないものです。中には、永久に生命に影響を及ぼすものもあります。その時点で、「核」は禁じ手だったのではないでしょうか。
とりあえず個々の日常レベルでは、安全かどうかという基準値がまず重要な目安になります。が、それと同時に、核の本質的な問題を見失ってはならないと思うのです。


井野朋也


原発がどんなものか知ってほしい(全)
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

1988 田島征三 フリー・ペインティング 上野 水上音楽堂
1988年10月23日、東京上野の水上音楽堂で「脱原発法」を呼びかけるイベント
http://zoome.jp/whiteproduction/diary/219/

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by bergshinjuku | 2011-04-02 20:14 | 店長ブログ
【店長ブログ】 先日の店長ブログのコメントに対するお返事 #BERGjp
【店長ブログ】 お客様へのご報告とルミネ経営陣へのお願いにお客様よりコメントいただいたお返事です。


nan様

ありがとうございます!ご心配おかけしちゃって、すみません。
そうそう、ルミネさんも何かと言えば「始末書!」です。書かされまくってます。でも、ルミネさんに限らず、企業では日常茶飯事なんでしょうか?ご苦労様です。私はいわゆる就職というのをしたことがないので、最初は「へぇ」と目が点になりました。ただ、ルミネさんは私どもを雇ってるわけじゃないんですけどね。大家さんですから。むしろ私どもがお金を払ってる立場‥(家賃の他に、何とか費とかかんとか費とか‥)。それに「罰金」というのは、国だけに認められた権限です。ルミネさんは、どうもご自分たちを国家権力と思われているフシがございます。
③の「どなたの迷惑にもなっていない」ですが、なるほど。おっしゃる通り、厳密に言えば、どんな人間も、誰にも迷惑をかけずに生きるなんてことは不可能ですね。ただ、ここでは少なくとも、苦情や通報が一件もなかったという意味で使わせていただきました。それにルミネさんは、迷惑とかそういうことじゃなく、踊られたお客様のご職業(ストリップダンサー)を問題にされています。明らかな職業差別。お客様への侮辱です。抗議文もお送りしました。にもかかわらず、繰り返し「問題」とされているので、怒りを通り越しあきれ果てていますが。
他の多くの店子が家主に「従う」のは、恐らく定期契約のため、逆らったら問答無用で切られてしまうからでしょう。派遣制度にも通じる問題ですが、本来弱い立場にある労働者や店子のセーフティーネットが、今どんどん解除されています。理不尽な要求にも(たとえ違法であっても)、黙って従わざるを得ない状況を生み出しています。
その点、当店は、ルミネの中で殆ど唯一、従来の普通契約のまま営業を継続している店子です。つまり、簡単には「切れない」。もちろん、家主が店子を追い出す手段は(違法スレスレなら)いくらでもありますが、今はお客様の目が光っていますから、それすらできない状況にあります。
以前は、ルールを変更する場合、どんな些細なことでも家主と店子で覚え書きを交わしたものです。そうした手続きって、面倒ですが、権力暴走のストッパーにはなる。ところが、今それがなくなり、何でもありの状態になりつつあります。
言うべきことを言うのって、元々私どもの一貫した姿勢ではあるんです。長いものに巻かれろ的風潮の中で、浮いているのかも知れませんが‥。ただ、今は、言える立場にいるのが自分たちしかいなくて、自分たちが言わなくて誰が言う?みたいな使命感も正直ございます。
まだまだお騒がせしてしまいそうですが、今後とも見守っていただけたらありがたいです。
何とぞよろしくお願い申し上げます。

ベルク店長  井野朋也

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by bergshinjuku | 2011-03-29 14:05 | 店長ブログ
【店長ブログ】 お客様へのご報告とルミネ経営陣へのお願い #BERGjp
お客様へのご報告とルミネ経営陣へのお願い

当店ベルクは、3月いっぱいで退店しろとルミネさんから再三迫られています。理由は依然何もおっしゃらずに。
もちろん、出て行く理由がない以上、私どもは今後もこの場所で商売を続けるつもりです。法的にも、その権利は認められています。
ところが昨日‥お客様にこんなご報告をしなければならないことが情けなく申し訳ない思いですが、ルミネ本社の谷社長からだめ押しのような文書が届きました。
長いものですが、要約すると、ベルクは
①何度も出て行けと言ってるのに出て行かない、
②賃料の(べらぼうな)値上げにも応じない、
③お客様の行儀が悪い(お酒の席でお客様が踊られたことを‥どなたの迷惑にもなっていないのに‥問題にされている)、
④ルミネの新ルールに同意しない
つまり「非協力的」だと。どれか一つくらい従え、というニュアンスです。
しかし、どれも一方的で無理な要求ばかりです。
例えば④の新ルールですが、ルミネさんには罰金制度というのがあって、ネームプレートを紛失したら何千円という実費以上のお金を罰金の名目でとられます。それ自体違法性が疑われますが、その罰金の金額を全面的に大幅にアップするというのです(口頭では、1000万という金額も提示されました)。「新ルール」には、他に全面禁煙などが含まれます。
しかし、いくらビルのオーナーだからといって、テナントの同意なしにルールを勝手に変更することはできません。それに従わないからといって、「非協力的」と非難するのはほとんど言いがかりに近いのではないでしょうか。
今は、ルミネの社員も私どもスタッフも、節電対策や物資調達に追われながら手を取り合い励まし合って現場を守っています。こんなイヤがらせともとられかねない文書は、そんな現場の努力に水をさすばかりです。どうか谷社長を始めルミネ経営陣には、そのへんのご配慮もお願いしたい。
大震災から二週間。皆、さすがに疲れが出てくる頃です。だからこそ皆でフォローしあい、笑顔といたわりの精神で何とかこの非常事態を乗り切っていきませんか?

ベルク店長 井野朋也

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by bergshinjuku | 2011-03-25 23:24 | 店長ブログ
ベルク店長のmy profile
ベルク店長のmy profile


ネット上の名刺にと思って作ったのですが、
受け取り側の迷惑まで考えませんでした。
でも、せっかく作ったので、よかったらご覧
下さい。‥


映像&音楽 by 井野朋也


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by bergshinjuku | 2011-03-05 00:35 | 店長ブログ