木村ミネエスト店長、「契約破棄!」とショップマスターに
最近、ルミネエストの館内で、ちょっとしたボヤ騒ぎがございました。
忙しい中、連日のように館内の全店舗のショップマスターが呼び出され、講習を受けさせられています。もちろん、私どもも火事は絶対に避けたいですから、防火対策を強化するのには大賛成。より気をひきしめてまいる所存です。
ただ、ボヤを起こしていない現場の責任者まで長時間拘束されるのは、なんか連帯責任みたいで、軍隊じゃあるまいしと思ってしまいました。
しかもそこでのルミネエスト店長木村さんのお話は、「ルールを新しくした!(テナント側の同意を得ぬまま?少なくとも、ベルクは同意していません)」「それを守らなければ、契約破棄だ!」「もしくは100万から1000万円の罰金だ!」というものでした。防火対策の講習で、ショップマスターをおびえさせてどうするの?これがもし鉄道会社で、ショップマスターが気の弱い運転手だったら、かえって事故になりかねません。人間、焦ると冷静な判断ができなくなります。
そのルールというのも、夜11時以降の館内での飲食の禁止といった(閉店が夜11時のベルクでは、あがりのビールがスタッフのささやかな楽しみです)、火の始末にかかわりのないものまで含まれるようです。こうなると、ちょっとしたイジメ?
現場のスタッフで、火事を起こすつもりで起こす人はいません。それでも疲れがたまったり余裕がなかったりすると、魔がさすことは十分ありうる。そこをどう和らげ、フォローしあい、チェックしあうかというのが、現場感覚としては一番の安全対策の鍵になります。
何らかの罰則も必要でしょうが、あまり禁止、禁止、禁止、罰、罰、罰と上からおさえこんでも、逆効果にならないか心配なのです。しかも「契約破棄」という、店にとって「死刑」にも匹敵する最大の罰をふりかざして。
ベルク店長 井野朋也

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