ベルク店長(以下、店)ー今回の立ち退きで出ていったのは企業の系列の店が多くて今残っている店舗は個人店で個人店の場合は出てってくださいといわれて、はい、ってなかなか言えない。個人店、という言葉をあまり意識していなかった。そうだ自分たちは個人店だったんだというのがあって。このベルク本でも”個人店が生き残るには?”ってサブタイトルになってます。セブンイレブンも実は個人店だったんです。要するにフランチャイズは個人店。商品は本部とかで決めますが経営者は個人。あらためてベルクは個人店であってフランチャイズじゃないってことをはっきりさせたほうがいいと思って。
昔Cafe&Restaurantの編集長が”インディーズカフェベルク”って書いてくれて、当時はよく考えなかったんですけれども、うちの場合はまさにそのインデーズなんです。要するにどこの後ろだてもない。フランチャイズじゃないし、チェーン店でもない。今日はその部分をはっきりさせるためにいろいろと・・
迫川尚子(以下、迫)ーそう、今までは個人店と大手、って大きく2つに分けて考えてたんですけどセブンイレブンさんの本を読んで店長がひらめきました。
伊賀大介(以下、伊)ーベルクの自由さ、インディーズゆえのかっこよさ、レコードとかバンドみたいにつくってる人の良さがそのまま商品に出たりとか、ダイレクト感がすごくいい。ベルク通信読みながらビール飲んでスタッフの人がどう考えているのかとか、ビール飲んでただおいしいってのももちろんあるんですが、どこでもいっかみたいなどこにでもある喫茶店ではなくて何かひっかかりがあるところがみなさんベルクに惹かれている所だと思います。
迫ーありがとうございます。
伊ーベルクはのれん分けとかしたことないんですか?
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